二子玉川院の症例の記録

歯石取り(スケーリング)

当院では平均して「年に一度」の頻度での歯石取りを推奨しています。歯石の付着はさまざまなお口のトラブルの始まり。
放っておくと抜歯が必要になったり、骨や臓器に悪影響を与えるような感染症に発展することもあります。
自宅での歯石取りは安全面と効果の面から原則推奨されません。特別な場合を除き、獣医師の施術にお任せください。

猫の口内炎治療

口内炎はお口の細菌に由来する免疫反応が示唆されています。
そのため治療には、菌の塊である歯垢の付着を防ぐ目的で抜歯が選択されます。
抜歯で改善仕切らない場合や手術が困難な状態の猫では消炎剤、免疫抑制剤、脂肪酸のサプリメントを用いて追加の治療を行います。