食欲があるのに犬が下痢をするとき
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いつも元気なわんちゃんが突然下痢をしてしまうと、ご家族もとても心配ですよね。
すぐに病院に連れていくべき?と焦ってしまうかもしれません。
ですが、成犬であって、持病がない場合は様子を見て良い下痢もありますので、まずは見極めポイントをチェックしましょう。
※子犬や、持病のあるわんちゃん、老犬の場合は容態が急変しやすいため、すぐに受診しましょう。
まずはわんちゃんの状態を確認。
いつも通りで下痢以外に変わりがない場合は少し様子を見て、冷えや、ストレスなど下痢の原因に思い当たることがあれば、その原因を取り除いてあげましょう。
血便が見られる場合、何度も下痢を繰り返す、嘔吐がある、明らかにぐったりしている様子の時はすぐに受診しましょう。
また、愛犬が下痢に加えて震えているときは、痛みなど体の異変によるものが考えられますので、この場合も早急な受診が必要です。
東京都立川市にあるKINS WITH動物病院 立川院では、下痢の症状が見られた愛犬の受診を受け付けています。
愛犬や飼い主さまに寄り添い、獣医師・看護師が暖かくお迎えしますので、安心してご来院ください。
わんちゃんの日々の体調管理のために、排泄物の状態をチェックすることがわかりやすいかもしれません。
そして下痢をしていれば心配になるのが親心というもの。
わんちゃんの下痢には様々な原因が考えられ、内臓疾患やアレルギーなど投薬、外科治療が必要になるものから、ストレスなど心因性のものまであります。
原因を突き止めることが一番ですが、様子を見る場合は消化のいいフードを与えて、水分をしっかりとれるようにします。
現在は、あまり推奨されていませんが、絶食させる場合でも水分はしっかり摂れるよう工夫してあげましょう。
お散歩中だけでなく、少し目を離した隙になにかを拾い食いしてしまうこともあります。
以下に、わんちゃんにとって食べてはいけないと言われている代表的な食品例を挙げます。
「わんちゃんNG食品の例」
・たまねぎなどネギ類
・ぶどう、レーズン
・らっきょう
・アボカド
・ニンニク
・ニラ
・マカダミアナッツ
・ビールなどアルコール類
・チョコレート、ココア
・キシリトール
これらの食品は食べた量によってはわんちゃんの命に関わる場合もありますので、口にしているところを見かけたら、すぐに獣医師に電話で報告をしてから受診をしましょう。
また、いつもと同じフードやおやつを食べていても、ある日、急にアレルギーを発症することもあります。
食事の内容に変化がないことも原因究明のヒントになりますので、獣医師に報告できるようにしておきましょう。
「わんちゃんNG食品」に該当するものを明らかに食べていたときや、冒頭でお伝えした通り、何度も下痢がある場合は早急に受診をしましょう。
食欲があってもすぐに嘔吐をしてしまうときも受診が必要です。
元気がないと食欲もなくなることがありますが、成犬の子や、わんちゃんの性格によっては、食欲が落ちずにご飯を欲しがることもあります。
ご飯をあげないことは心苦しいかと思いますが、早めに受診をして下痢の原因を突き止め、また普段通り安心してご飯を食べられるようにしたいですね。
フードを新しいものにした段階で下痢をしたときには、フードがあっていない可能性が考えられます。
特に市販のフードにはさまざまな成分が含まれているために、そのなかのどれかに反応していることが考えられるからです。
元のフードに戻して様子をみたら下痢をしない、という場合はわかりやすくそのフードが原因であると言えます。
反対に、長い間同じフードを与えていたところ、そのフードに含まれてる何らかの成分に対してアレルギー反応を示すことがあります。
アレルギーはこれまで反応しなかった成分に対しても、ある日急に許容値を超えるようにして発症することもあるからです。
その場合はわんちゃんに合うフードを探し直すことも大切です。
また、アレルギーを発症しづらくするためには、わんちゃん自身の免疫を腸内から整えてあげることも得策と言えます。
当院では、わんちゃんそれぞれの腸内環境に合わせた乳酸菌サプリを処方しています。
わんちゃんの腸内環境を整えることで、トラブルが少ない毎日を目指すお手伝いをします。
是非一度当院にご相談ください。
健康診断、予防接種、去勢避妊手術はもちろん、内科・ 消化器等の幅広い診療、終末期診療まで、たくさんのお悩みに寄り添いながら診察を行います。
愛犬・愛猫だけでなく、ご家族にも安心してお越しいただけるよう、基本的にはご家族の前で検査を行い、丁寧にお話を伺いながら診察を進めていきます。そのため、超音波検査も診察室の中に設置しております。
さらに、 血液検査機器を導入し、外部機関への依頼では数日かかる検査を、その場で見る事ができ、素早く診断、治療することへとつなげていきます。